健診センターで働く2つのメリット

看護師が健診センターで働くメリットは、大きく2つあります。1つ目は夜勤がないことです。健診センターの看護師は、採血や医師の診察介助、心電図、エコーなど、主に健診業務に携わります。健診の種類によっては、前日の夕食や当日の朝食を抜く必要があるため、健診は早朝から昼すぎに実施されるのが特徴です。
健診センターによっては健診後の事務処理がたくさんあり、残業があるところもありますが夜勤はありません。そのため、夜勤によって生活が不規則になることがなくなります。ただし、夜勤がないと夜勤手当もなくなってしまうので、夜勤のある医療機関で働くより給料が少なくなることは念頭に置いておきましょう。給料が少なくても朝に起きて夜には寝たい、子どもと生活する時間を合わせたいという人にとって、夜勤がないのは大きなメリットです。

2つ目は、基本的に健康的な人が対象であることが挙げられます。病院やクリニックで働く場合は、病気や怪我をしている患者が対象になるのが一般的でしょう。しかし、健診センターは、多くの場合が病気の早期発見や予防をしたい人が対象となっています。
健診センターには健康的な人が訪れるため、看護師にはサービス業のような対応が求められるのが特徴です。検査の説明をしたり、質問に答えたりと丁寧なコミュニケーションが欠かせません。回復の見込みがない患者と関わるのが辛い人にとって、健康的な人と関われる点は大きなメリットになるでしょう。